玄米が見直されブームになっているが、日本人が白米を食べだしたのはせいぜい350年前くらいからで、
それまではずっと玄米か半つき米を食べていた。そして、これが少ないおかずでも十分なくらい、体の
健康には良かった。ミネラルやビタミンB群など主要な栄養素をほとんど含んだ「栄養素」だからだ。
秀吉が死んだ頃から茶懐石の影響で白米を食べるようになり、炊くのが簡単、しかもおいしいという
ので急速に広まった。茶懐石にはおかずがたくさん出るので白米でも栄養が摂れ、一般にもだんだん
広まった。
~「脳にウケるおもしろ雑学」より抜粋~