合成宝石は岩石中でできたものではなく、研究室や工場で作られたもである。実質的には天然の宝石と同じ化学組成と結晶を持っているので、光学的性質も物理的性質も醜似している。しかし、普通はインクリュージョン(内包物)の違いで鑑別出来る。多くの宝石が研究室で合成されているが、商業的に生産をされているのはそのうち少数である。一般的には工業用や化学的目的で作られている。
合成方法
人類は何千年も前から宝石を複製しようとしてきたが、1800年代になるまで何ら成果はなかった。1877年。フランスの化学者エドモンド・フレーミーが、はじめて、ある程度の大きさの宝石質の結晶の合成に成功した。その後、1900年頃のオーギュスト・ベルヌイがルビーの製造技術を開発した。
ベルヌイの「火炎溶融法」はいくつかの改良を加え、今日でも使われている。この方法は、粉末の原料を炉内に投下し、2000℃以上の火炎を通過中に溶融、液滴にする方法である。液滴は台座上に落下し結晶化する。台座の下降にしたがって、結晶は長い円筒状の「プール」と呼ばれる形に成長する。
フラックス法
フランスの化学者エドモンド・フレーミーが開発したフラックス溶融法は、今でもエメラルドの合成使われている。粉末の原料をるつぼの溶剤(フラックス)の中で溶融し、溶かしこむ。何か月も高温に保たれた後、ゆっくりと冷却される。
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